どうも!全国のDTMerのみなさま。おはこんばんにちわ!
はい。今回は簡易防音ブース、VERYQのレビューをしたいと思います。
DTMをやっているとどうしてもボーカルを入れなきゃいけなったり、
深夜にアコースティックギターを録音しなければならなかったり、
日本の住宅事情ではなかなか大きな音が出せなかったりしますよね。
そこで考えるのが深夜でも音をジャンジャン鳴らせる防音室!
でもちゃんとした部屋型の防音室はどれもすごく高いんですよね。大きいし。
中古とかでも解体料金と組み立て料金がかかったりして。
できるだけお金をかけたくない、工事もしたくない。もっと気軽に、手軽に防音したい。
はい!その願いをかなえるものこそ簡易防音室!
昨今、DTMブームなこともあり、結構いろいろな簡易防音ブースが出ているんですよ!
調べていたらこんなに出てきたので迷っちゃいました。
VERYーQ VQP/HQP960 Booth Set 264,000円(税込み) dr30相当
なんか手軽そうで、しかもdr30の実力!でも、おたか~い!(´;ω;`)ウゥゥ
だんぼっちグランデ 115,900円(税込) おそらくdr20くらい
これはなんかちょっと・・・外見が本気じゃない気がして・・・性能は良いんだけどね(´・ω・`)
そして昔、ニコニコ本社で体験ができるっていうんで中に入ったことがあるんですが、
めちゃめちゃ反響するので内側全部を吸音材で囲わないとしっかり録音するには使い物にならないなーという印象でした。
でも吸音材などで反響を抑えれば値段的にも防音室の中ではかなり安いし、めっちゃ使えると思います。
外見を気にしなければ・・・
ライトルーム 105,800円(税込) dr15
これも楽器屋にあったのをちょっと見させてもらったことがあったのですが、
入り口がチャックになっていて出入りするときはチャック開けたり閉めたりするんだけど、
店員さんに中でアコギを弾いてもらったら・・・丸聞こえ( ノД`)やっぱdr15では私の用途では物足りない。
でも、本当に簡易程度って考えなら場所も取らないし、良いと思います。
その場で大きな音出されるより遥かにましになります。
ジャイアンがこの中で歌ったら、のび太くんたちもまたリサイタルに来てくれると思うよ。
・・・ってことで泣きながらVERYーQを購入しました。お金・・・(´;ω;`)ウゥゥ
はい。ここからが本題の1年間使ってみての感想
■悪いところ
・狭い。(これはしょうがないか。)
・めっちゃ熱い。
(ほぼサウナです。30分中にいて作業しているとパンツまで汗でびっしょりになります。)
簡易サウナほしいと検討している人はVERY-Qを買いましょう!
・音は設置してある部屋内ではわりと聞こえます。(中と外で会話ができます。)
でも録音時、外の音はほとんどコンデンサマイクに入って来ません。
・マジックテープで隙間を埋める為、マジックテープをつけている部分がボサボサになってくる。
・なんかブース自体がゆがむ。
・オプション品で、さらに密閉するためのマジックテープが高い。
・しっかり密封できない。ちゃんと閉めてもちょっと隙間が空く
・とにかく高い!
■良いところ
・自分の部屋では漏れるが隣近所まで響くことはないので昼夜問わず思いっきり歌を録音できるし、
アコギも鳴らせる。
・吸音効果が抜群なのでなかに吸音材を入れずにそのままでクリアに録音ができる。
・組み立てが一人でもできるくらい簡単。
・フェルト生地のため、冬は温かみを感じる。
・使わない機材とかギターを中に置いて物置きとして使える。
・畳める。(一回も畳んだことはない。)
という感じです。
悪いところ沢山書きましたが、とりあえず防音室としての役割がちゃんと果たせているので
全然合格点です。
制作をしていてどうしても夜中に仮歌を録らなくてはならなかったり、アコギのストロークを
録らなければならなかったりっていうのが結構な頻度であるので、
そのたび次の日まで作業できないのは効率が悪いですよね。
高かったけどVERY-Qを買って本当に良かったと思っております。
これからも当面はお世話になると思いますので、VERY-Q様よろしくお願い致します。
以上、VERYーQを一年間使ってみての感想でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。